【楽天トラベル×カード】遠征推し活民におすすめ!楽天経済圏活用マニュアル

せっかく推しの公演のチケットを当てても、現場が遠いとチケット代や応援グッズ以外にも交通費やホテル代など出費がかさみますよね。

そこでおすすめしたいのが、遠征の移動手段・ホテル予約に楽天トラベルと楽天カードを使い、毎日の生活でも楽天のサービスを使うことで楽天ポイントを効率的に増やせる「楽天経済圏」の活用です。

この記事では主に遠征が多い推し活民に向けて、楽天経済圏で暮らしている私が「過去の自分に教えたい」楽天系サービスの活用法を解説します。

2025年5月時点の情報をもとに執筆しています。
ポイント付与条件やサービス内容・キャンペーンは変更になる可能性があります。リンク先等でご確認ください。

楽しくポイントを貯めてお得に使う！楽天経済圏とは

「楽天経済圏」と聞くと難しそうな気がするかもしれませんが、ざっくりいうと日々の支出を楽天でそろえると楽天ポイントがいっぱいもらえる仕組みのことです。

そもそも「経済圏」とは？

「経済圏」とは、毎日の支払いや生活に必要なサービスを「共通ポイント（楽天ポイントやPayPayポイント、dポイント）」を発行する企業が提供するサービスにまとめることで、ポイントを効果的に活用できる仕組みです。

項目	共通ポイント	店独自ポイント
例	楽天ポイント PayPayポイント dポイント	マツキヨのポイント Amazonポイント スタバのリワード
もらえる・使える場所	さまざまな提携店舗 グループ内のサービス	発行した店やチェーンでのみ
使いやすさ	アプリ連携やバーコード決済との統合で、管理しやすい	店舗ごとの会員証（アプリ・紙カード）で管理が面倒
メリット	汎用性・拡張性が高く、まとめて貯めて使える	通常よりお得な会員限定特典・値引きがあることも
デメリット	サービス間の条件が複雑なことも	使い忘れ・期限切れのリスク、店舗を選ぶ必要

共通ポイントを発行する各社はそれぞれが独自のサービスを展開していて、1つのポイントが貯まるようにサービスをまとめることでポイントが貯まりやすくなる仕組み（＝経済圏）を用意しています。

「経済圏」はただポイントがもらえる店が多いだけでなく、ポイントが貯まるクレジットカードやバーコード決済アプリなども用意している企業がほとんどで、日常のほとんどの支払いで同じポイントを貯められるのも魅力です。

経済圏をフル活用するには、日常の支払いを意識的に経済圏内のサービスにまとめることが重要です。

楽天経済圏はなぜ人気？

楽天経済圏は最も人気の経済圏と言われていますが、その理由は経済圏内で提供しているサービスの多さと取り入れやすさだと考えられます。

他のポイントも効果的に活用すればお得になりますが、ポイント提供者がもともと何の会社かによって活用できる条件が限られていることが多いのです。

経済圏	特徴
楽天	通販サイト「楽天市場」が中心、さまざまなサービスを楽天で完結できる →ネット通販を使う人が取り入れやすい
PayPay	コード決済で強み・ソフトバンクユーザーはさらにお得 →PayPayは普及率が高いが、他の提供サービスが限定的
ドコモ （dポイント）	ドコモユーザーはお得・Amazonと連携 →ドコモ以外のスマホを使っている人は活用しにくい、Amazon連携は弱い
au （Pontaポイント）	auユーザーはお得・リクルートポイント（じゃらん・ホットペッパーなど）と連携 →au以外のスマホを使っている人は活用しにくい
Vポイント	三井住友銀行のポイント+旧Ｔポイント →三井住友銀行（Olive）を使っている人以外は活用しにくい
イオン （WAONポイント）	イオングループの店舗での買い物が中心 →日常的にイオンに行く人以外は活用しにくい

関連サービスを楽天系で固めてネットショッピングでの還元率を上げるしくみが強いこと、ほとんどのサービスが1つの楽天アカウントだけで使えることが楽天経済圏の魅力です。

楽天経済圏はなぜ遠征推し活民におすすめ？

誰にでもおすすめできる楽天経済圏ですが、遠征あり推し活民に特におすすめしたいのは「楽天トラベル」の活用です。

夜行バスや飛行機などの移動手段と、ホテルなど宿泊先をまとめて1つのサービスで予約することができ、100円ごとに1ポイントが貯まります。

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また支払いを楽天カードで行えばカード利用分の楽天ポイントももらえるので、楽天トラベルで予約した分と楽天カードを利用した分でポイントが2倍もらえる「二重取り」ができます。

貯まったポイントは楽天市場や日常の決済で使いやすいので、「遠征費で楽天ポイントを貯める」ことを軸に、日々の生活で楽天ポイントを活用・増やすことができるのです。

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さらにポイント回転率を上げるしくみ！楽天市場の「SPU」とは

通販サイトの楽天市場には「SPU（スーパーポイントアッププログラム）」という制度があります。

楽天関連のサービス（楽天トラベルや楽天カード）を使い条件を満たすと楽天市場でのポイント還元の倍率がアップするしくみで、倍率を上げれば楽天市場での買い物で大量にポイントがもらえます。

SPUで上げた倍率は楽天市場内のみでの倍率ですが、ネットショッピングを楽天でまとめればかなりポイントが貯まりやすくなります。

楽天経済圏利用の流れ

楽天トラベルを中心にした楽天経済圏利用の大まかな流れは以下のようになります。

遠征推し活民に使ってほしい！楽天経済圏スターターセット

楽天経済圏の基本を押さえたところで、遠征推し活民にぜひ利用してほしい楽天系サービスを紹介します。

【楽天カード】楽天経済圏に入るならまずはここから！

楽天カードは、100円の利用で楽天ポイントが1ポイント貯まるクレジットカードです。

楽天系サービスの支払いに楽天カードを使えば、通常利用分の楽天ポイントとカード利用分の楽天ポイントを両方もらう「二重取り」が可能で、サービスによっては楽天カードでの支払いでさらに特典のポイントがつくこともあります。

また楽天市場や関連サービスの支払いではもちろん、普段のスーパーやコンビニ、通販などでの買い物でも楽天ポイントが貯められます。

他のクレカだと「1Pは〇円相当で利用は200ポイント単位」みたいなややこしく使いづらいカードもありますが、楽天カードは100円で1P付与、1P＝1円から使えてわかりやすいのも個人的な推しポイントです。

カード利用額の支払いにも楽天ポイントが使えるので、今月は支払いが厳しい…というときもポイントで緩和できます。

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【楽天トラベル】遠征民こそ移動・宿予約に使うべし！

楽天トラベルでは、交通機関や宿泊先を探して予約ができます。

「最安値で予約ができる」とは限りませんが、遠征が多い人こそ毎回同じサイトで予約して同じポイントを貯めた方がお得な場合があります。

同時にいくつもの宿泊先を予約しなければいけない時も、1つの予約サイトにまとめた方が管理が楽になるでしょう。

楽天系サービスの利用でポイント倍率を上げられること、楽天市場と連動したセールやクーポンも魅力です。

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【楽天市場】推し活用品を買いやすい&SPUで大量ポイント

ネット通販と言えばAmazonな人も多いかもしれませんが、Amazonは「ほしいものをサクッと買う」ことに特化している一方で楽天は割引キャンペーンやポイント還元などが多く、買い物を楽しみたい人に合わせたつくりになっています。

また検索結果表示の仕組みやターゲット層、出店店舗の違いから、Amazonよりも楽天の方が推し活用品や参戦服などを探しやすいという傾向も見受けられます。

他の楽天サービスを使ってSPUの倍率を上げたうえで、キャンペーンを利用するとさらに還元ポイントを増やせます。

【楽天ペイ】貯めたポイントをいつものお店でバーコード決済

ポイントを貯めたら楽天ペイアプリで、普段のスーパーやコンビニなどでバーコード決済として使うこともできます。

楽天ペイでの支払いも、100円につき1ポイントがもらえます。

楽天ペイはポイント以外にも銀行口座やクレジットカードから「楽天キャッシュ」として入金して使うこともでき、楽天キャッシュを使った場合は200円につき1ポイントが上乗せされます（＝1.5%がポイント還元、2025年7月からは前々月16日～前月15日の間にアプリ内ポイントカードを2回以上提示していることが条件になります）。

他のQRコード決済の通常の還元率は0.5%が多いので、買い物に使うならかなりお得です。

請求書支払いやSuicaチャージなどの便利な機能のほか、楽天ポイントカード機能も付いているので、対応店舗で楽天ポイントを貯めることもできます。

まだまだある！遠征推し活民におすすめの楽天サービス

主要な楽天のサービスを紹介しましたが、「もっと楽天ポイントを貯めたい！」と思ったあなたにおすすめしたいサービスを紹介します。

【楽天ビューティ】ネイルやヘアメのサロンを探せる

楽天ビューティは、美容室やネイルサロンを探して予約できるサービスです。

楽天ポイントが使えて貯められるので、推しに会う前にポイントを貯めつつお得に戦闘準備を整えたい人におすすめです。

＼エントリー&初利用で300P／

【Rakuten Fashionアプリ】ファッション特化でのんびり探せる

Rakuten Fashionは楽天市場の中でもファッションアイテムに特化したショッピングサイトで、アパレルやファッション小物、コスメなどがより探しやすく買いやすいです。

通常の楽天市場と共通していること・違うことをまとめました。

楽天市場とRakuten Fashionの両方に出品しているブランドだとセール時のキャンペーンが異なることがあるので注意ですが、通常時はアプリからの注文で+2倍分多くポイントがもらえます（内訳：SPU分+0.5倍、エントリーキャンペーン分+1.5倍）。

ブランド物の正規品をのんびり探したいときにもおすすめです。

【楽天kobo】電子書籍で「読む用」を確保

楽天koboは楽天の電子書籍配信サービスです。

無料の試し読みも充実していて、移動中の暇つぶしや紙の本を汚さないための「読む用」の購入におすすめです。

＼エントリー&初利用で200P／

【楽天マガジン】サブスクで雑誌読み放題

楽天マガジンは月額572円（税込）で1万冊以上の雑誌が読み放題のサブスクリプションサービスです。

アイドル誌は最大2号前、雑誌によっては6か月前まで遡って読むことも可能です。

＼初回31日間無料お試しアリ／

【ラクマ】意外と穴場なフリマサイト

ラクマは楽天が運営するフリマアプリ・サイトです。

商品を買うときに楽天ポイントや楽天キャッシュで支払うと、決済手数料が無料になる特典があります。

フリマプラットフォームで売れるかどうかはユーザーの多さにかかっており、メルカリから完全移行するほどではないと思いますが、思わぬ品が放置されている可能性もあるので覗いてみるのもいいかもしれません。

【上級者向け】もっと楽天ポイントを貯めたい人向け楽天サービス

「ここまで来たら楽天経済圏を極めたい！」というあなたに、さらに楽天ポイントを回せるサービスを紹介します。

【楽天モバイル】還元率大幅アップ！料金プランも魅力的

楽天モバイルは、楽天が通信回線を提供する携帯料金プランです。

料金プランは「Rakuten最強プラン」の1つだけで、使ったギガ数に応じて請求される料金が変わります。

使用ギガ数	基本料金（税込）
0GB～3GB	1,078円
3GB～20GB	2,178円
20GB～無制限	3,278円

20GB以上はどれだけ使っても追加の請求はないので、家でも外でもずっと動画を見ていたい人でも安心です。

少ししか使わない人でも、大手キャリアと比べるとかなり安い料金体系でお得に使えます。

楽天モバイルは携帯キャリアとしては新しい会社なので、まだ基地局が少ないなど設備の問題で大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）よりも通信品質が低いというデメリットがあります。

たとえば私の山間部の実家では普通にデータ通信ができましたが、都心では通信の遅さがかなり気になりました。人口が多い都会の方が通信が遅いと言われています。

とはいえ安価なプラン料金やSPU4倍は魅力的なので、「多少ネットが遅くても節約のためなら…！」という人にはかなりおすすめです。

＼番号そのまま・ネットで申し込み／

【楽天銀行】預金も楽天で統一

楽天銀行は楽天のネット銀行で、楽天系の金融サービスとの親和性の高さが強みです。

ただし専用のATMがないため現金引き出しに手数料がかかる、ユーザーもそこまで多くなく他行宛振込手数料がかさむなど、普段の生活で使ったりグッズ取引で使ったりするにはまだ不便な面があります。

一方で普通預金金利はちょっぴり高めなので、貯金用として使うのもアリだと思います。

【楽天証券】貯めたポイントで投資！

ここまで「楽天ポイントをもらって使う」方法を紹介してきましたが、もちろんポイントは使わずに貯めることもできます。

楽天証券で口座を開設すれば、節税しながら資産形成ができると話題のNISAにも楽天ポイントを使ってチャレンジできます。

貯めたポイントを増やしたい、将来に備えたいと思ったらチェックしてみてください。

楽天経済圏活用の注意点

楽天経済圏の利用には気を付けるべき点もあるので紹介します。

エントリーが必要なキャンペーンが多い

楽天系サービスはポイントプレゼントや倍率アップなどのキャンペーンの活用がマストですが、ほとんどのキャンペーンは自動で適用されず、特設ページの「エントリー」のボタンを押さないと参加できません。

使用するサービスのトップページをこまめにチェックして、取りこぼしのないようにしましょう。

SPUは楽天市場のみ対象、サービスによってポイント付与率が異なる

ポイントの倍率を上げられてお得なSPUですが、SPUの還元率が適用されるのは楽天市場での購入分だけで、普段の楽天カードや楽天ペイでの買い物の倍率とは異なります。

関連サービスを楽天で固めたいなら、日常の買い物を楽天市場に集約していくとポイント回収効率が上がります。

まとめ｜楽天経済圏でポイントを回して、推し活を楽しむ！

遠征の移動費・宿泊費など「大きいのに推しと直接関係ない出費」を少しでもお得にしたいなら、楽天経済圏でポイントを効率よく貯めて使うのがおすすめです。

楽天トラベル+楽天カード+楽天市場+楽天ペイの「遠征推し活民スターターセット」を生活や推し活の支払いの軸にすることで、楽天ポイントの貯まる効率が上がります。

ネットショッピングを楽天市場中心にするなら、他の楽天系サービスを利用してSPU倍率を上げるのも効果的。

＼この記事で紹介した楽天系サービス／

サービス名	内容・用途	備考	詳細
楽天カード	クレカ 決済でポイント二重取り	毎日の支払いで楽天ポイント	楽天カード
楽天トラベル	移動＋宿泊の予約	遠征民の要。セール・クーポン多数	楽天トラベル
楽天市場	推し活グッズや日用品購入	キャンペーン活用で高還元	楽天市場
楽天ペイ	店頭バーコード決済	楽天キャッシュでさらに還元	楽天ペイ
楽天ビューティ	ネイル・ヘアメ予約	サロン予約でポイント付与	楽天ビューティ
Rakuten Fashion	参戦服や推し色アイテム探し	ブランド公式多数	Rakuten Fashion
楽天kobo	電子書籍購入	読む用の漫画・書籍に最適	楽天kobo
楽天マガジン	雑誌読み放題サブスク	31日間無料体験あり	楽天マガジン
ラクマ	フリマサイト	楽天ポイント決済で手数料無料	ラクマ
楽天モバイル	格安スマホプラン	ギガ無制限／通信品質はやや注意	楽天モバイル
楽天銀行	ネット銀行	金利やや高め／使い分け向け	楽天銀行
楽天証券	投資＆資産形成	NISA対応／ポイント投資	楽天証券

一気に全部取り入れるのは大変ですが、できるところ（楽天トラベル+楽天カードからがおすすめ）から自分に合うものを取り入れていけばきっと「ポイントを回す」楽しさが感じられ、なおかつお得になります。

そして、ポイントを増やす方法を考えることは日々の支出のムダの見直しにもつながります。

ぜひ楽天経済圏を活用して、推す力を高めましょう！