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紫束(シヅカ)
TO→FP
推し活引退経験者、今は無課金のアラサーオタク。2次元キャラに20代前半を捧げたけど、推し活で貯金が底をつきグッズを全部売って引退。生活見直しの傍らお金の勉強を始めてFP2級/簿記3級を取得。それでも推しが尊い。金融機関のバックオフィス事務・広告代理店勤務も経験。"売る側"の視点=マーケティングの構造も勉強してきました。昔の自分に教えたい「推し活とお金の話」を発信しています。

オタクの断捨離の手順|グッズをどう手放すか、整理方法とその後

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オタクの断捨離の手順|グッズをどう手放すか、整理方法とその後
お悩み
  • オタクグッズを断捨離したいが、何から手をつければいいのか見当がつかない
  • 集めたグッズを減らしたいが、売り先も順番も分からないまま止まっている

オタクのグッズは、一般的な片付け術がそのまま当てはまりにくいジャンルです。

紫束

ランダム販売のかぶり、同じキャラの複数種、相場のつかない手作り品まで、普通の不用品とは物の性質が違うからです。

元グッズ厨として1,000点をはるかに超えるグッズを断捨離した経験から、グッズを断捨離するための手順を順番に解説します。

この記事でわかること
  • オタクの断捨離は順番を決めて進める
  • 雑多な山は中古買取、金額を取るならフリマと、売り先は物量で振り分ける
  • 手放しても部屋が広くなるとは限らない理由と、事前の備え
この記事を書いたのは…
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紫束

  • FP2級
  • 2次元オタクで元グッズ厨
  • 推し活で貯金0→担降りの後悔からお金の勉強を開始
  • 人生100年時代の「後悔しない推し活」を提案

目次

一般的な断捨離とオタクの断捨離の違い

断捨離

オタクのグッズは、普通の不用品と同じ感覚で減らそうとすると途中で止まります

一般的な断捨離では、「1年使っていない物は手放す」などの基準を使います。

しかしオタクのグッズの場合、飾る前提で使わない物や、未開封のまま保存する物、相場のつかない手作り品が混じるため、使う・使わないの物差しだけでは判定から漏れる物が残ります。

紫束

「ときめく物を残す」というやり方もありますが、グッズに関しては「推しなのにときめかない方がおかしい」という罪悪感のせいで機能しにくいです。

断捨離の判断を止めているのは、気持ちの弱さではなく物の性質です。

オタクのグッズが普通の不用品と違う点
  • ランダム販売で、不要なかぶりが自然に増える
  • 缶バッジ・アクスタ・ぬいと種類が分かれ、数が膨らむ
  • 手作りの応援グッズや概念グッズなど、売り買いの相場がない物が混じる
  • 飾る・しまうで置き場所の条件が変わり、一律には減らせない

物の性質が違う以上、減らす手順も種類に合わせて変える必要があります。

オタクに適した断捨離方法を知れば、部屋にグッズが多いオタクでも断捨離を成功させられます。場合によってはミニマリストを目指すことも可能です。

断捨離で失敗しないためには、計画的に進めることが効きます。ここからは「オタクの断捨離の手順」を順番に紹介していきます。

手順①断捨離対象のグッズを種類ごとに分ける

断捨離に向けて分類する

グッズを手放す作業は、いきなりゴミ袋を持つ前に、グッズを種類で分けるところから始めます。理由は、種類によって行き先が最初から違うからです。

売れる物・売れない物、保管し続ける物・手放す物が混ざったまま手に取ると、1点ごとに判断がぶれて手が止まります。最初から「いる・いらない」の判断をせず種類でまとめておくと、後の順序や売り先の判断が種類単位で片づきます。

まず分ける
  • ランダムグッズ(缶バッジ・紙類など、かぶりが出やすい小物)
  • 非ランダムグッズ(アクスタ・フィギュア・タペストリーなど、点数が限られる物)
  • 適切な処分が求められる物(同人誌など)
  • 売り買いの相場がない物(手作りの応援グッズ・概念グッズなど)
紫束

まだ「いる・いらない」は判断しなくて大丈夫です。この分類は手放すことにしたときの処分方法に関係しています。

最初に種類で分けることで、断捨離するグッズの全体像を把握します。

手順②グッズの「手放す・手元に残す」を判断する

手放すか・まだ残しておくか

グッズを種類で分けてから、それぞれのグッズの「手放すか・まだ残しておくか」を判断します。

ただしこの判断を「好きか嫌いか」など気持ちで決めようとすると、「全部好き」あるいは「推しが好きじゃないなんて申し訳ない」状態になってしまい判断基準として機能しません

気持ちではなく、機械的に振り分けるための5つの基準を提案します。

基準見るポイント振り分け
時間一定期間、手に取っていない・飾っていない
存在を忘れていた
手放す
場所決めた棚や箱に収まらず、あふれている手放す
重複同じキャラ・同じ構図・同じ商品が複数ある重複分を手放す
代替性写真・データ・配信で同じ体験が得られる手放す
状態色あせ・破損で、物としての価値が落ちている手放す
紫束

5つのうちどれか1つでも当てはまるものは「手放す」方向で考えます。

5つのどれにも当てはまらない物は「残す」に入れられますが、本当に残すかどうか決定するためには「持ち続ける必然性があるか」「残す物が多すぎて、断捨離の目的が未達成にならないか」の吟味が必要です。

「捨てる勇気が出ない」と感じて立ち止まってしまう人はこちらの記事が参考になります。

機械的に振り分けることで、グッズの山は「手放す」と「残す」のどちらかに片づきます。

手順③処分方法「譲る・売る・捨てる」で分類する

分類する

「手放す」に分類したグッズを処分方法で分類します。

スクロールできます
処分方法説明長所短所
譲る友達やSNS上で直接取引手数料が発生しない
譲渡価格を調整しやすい
譲渡先の選定が手間
トラブルは自己責任
周りの目が気になる
売るフリマ・中古ショップで売る譲り先とあまり関わらなくて済む
買取価格がつく
捨てる罪悪感を軽減でき
定価よりも安くなりがち
手数料がかかる
捨てる一般ゴミ・粗大ゴミとして捨てる手間が少ない
誰にも渡さなくて済む
捨てる罪悪感がある人も

ここで気になるのは売却価格ですが、残念ながら買った時の価格そのままを取り戻すことは非常に困難です。

譲るにしても売るにしても、手数料や送料、買い手を見つけるための値下げで必ず目減りします。

紫束

「定価を回収できないならやめよう」と先送りしても、よほどのことがない限りグッズの価値はさらに下がっていきます。

譲る・売る・捨てるの分類は、以下のイメージで決めると期待値の高さが適正になります。

  • 譲る…定価以下でも譲りたい人がいる、グッズ整理の過程を不特定多数に公開してでも手数料を節約したい
  • 売る…次の持ち主へのマッチング(+多少の買取価格)
  • 捨てる…そのグッズの「最後の持ち主」であり続ける、ゴミにした罪悪感も背負う

私は3つを組み合わせて処分した結果、断捨離を決意してから完了するまでに5か月かかりました。(比率としては譲0.5:売8:捨1.5くらい)

グッズに適した適切な手段を選ぶのも大事ですが、手間やかかる時間とのバランスを取ることも重要です。各方法の長所・短所を考え「自分が許容できる」処分方法を選びます。

私が実際に手放した時の体験談はこちら

手順④売る場合「フリマ・中古買取」のどちらを使うか選ぶ

フリマ

「売る」と決めた場合、売り方にも選択肢があります。大きく分けると、メルカリなどのフリマ系中古買取ショップの2種類です。

1点ずつ金額を取りたいならメルカリ、まとめて手間を減らしたいなら駿河屋がおすすめです。

金額を取るならメルカリで売る

相場のつくグッズで少しでも金額を取りたいなら、自分で売却価格を制御できるフリマアプリがおすすめです。フリマの中ではメルカリ一択と言えます。

直接取引のフリマでは、「アプリを使っている人が多いか」が高値で売れるかどうかを決めます。高い値段を付けた場合、人口が多いほうが買ってくれる人がいる確率が高いからです。

紫束

「高く売れる」「手数料がお得」と言われていても、人が少なくて買い手が見つからなかったらそもそも売れないので。

メルカリは2021年9月に月間2,000万人超の利用者を突破※1し、直近も2,200万〜2,300万人規模で、フリマアプリでは最大の利用者数です。フリマアプリ利用者の72%がメルカリを使い、2位を大きく引き離してトップ※2という調査もあります。

母数が大きいと、ニッチな作品のグッズでも「探していた」という買い手に直接届きます。

買取店では地域や在庫の都合で査定対象外になりがちなグッズも、全国の買い手とつながるメルカリなら相場どおりの値がつきやすくなります。

1点ずつ出品・梱包・発送する手間はかかるものの、金額を最大化したい一部のグッズには向きます。

メルカリ

紫束

私もやりましたが、「売れそうなものは先にメルカリで売って、残ったものは駿河屋で売る」もおすすめです。

雑多な山は駿河屋でまとめて手放す

主にランダムグッズなど点数が多くかぶりだらけの山は、中古ショップの買取でまとめて手放すのが現実的です。中古買取であれば、私も実際に利用した駿河屋をおすすめします。

中古買取ショップの中で駿河屋を挙げる理由は、同一商品の複数個買取に対応してくれるからです。

多くの買取店は、同じ商品が複数あると受け付けてくれないことがあります。しかしかぶって当然のランダムグッズを手放すのに、受け付けてくれないからと1つ1つ別の店に売っていては断捨離は終わりません。手数料もかさみます。

一方で駿河屋は同一商品がある経緯を説明できればまとめて買取可能なので、手間を最小限にする手放し方として最適です。

紫束

注意してほしいのは「引き取ってくれる=高く売れる」ではないこと。

駿河屋は高く売る前提で使うと査定価格でがっかりしやすいです。

私が過去に駿河屋を利用したときは、以下のような査定結果でした。

  • 1回目…600点で17,029円(1個あたり約28円)
  • 2回目…480点で30,481円(1個あたり約63円)

物によっては0円査定も出ますし、どんなに人気キャラでも数が極端に多いと減額されます。

⇒こちらの記事で駿河屋を利用したときの体験を詳しく紹介しています。詳しい数字も公開しています。

ただし「0円や1円になるならやめようかな」と思った場合、何のために断捨離するのかもう一度考えてみてほしいです。

グッズを買った定価はほぼ確実に返ってきません。これから断捨離できなかったグッズの定価を取り戻すために手間や時間を浪費していくことを考えると、むしろ損失が大きくなっていく一方とも言えます。 

紫束

今まで「売却価格で得をする」ためにグッズを買ってきたわけではないですよね。

「タイパ重視で断捨離を終わらせる」ためなら、自分の手で捨てるか駿河屋にまとめて売るかの二択になってくるはずです。

【駿河屋】最新作から昔懐かしのアイテムまでなんでも買い取ります!

手順⑤「残す」物の今後を考える

しまう

残すと決めたグッズの置き場所を決めます。残し方は、飾るかしまうかで分かれます。

紫束

「残す」が出ても大丈夫ですが、今後も定期的な振り返りは必要です。

飾る分は棚の容量で決める

断捨離を乗り越えても「日常的に眺める」グッズは、飾る前提で棚の容量から上限量を逆算します。

棚に乗る分だけ、と物理的な上限を先に決めると、飾る量が客観的に決まります。

あふれた分は手放す側に回す、と決めておけば、飾るグッズの選別が迷わず進みます。棚を増やして対応しようとすると、部屋の床面積が減り、結果的に部屋の物量が増えて断捨離的には失敗です。

棚を買う前に確認したいことはこちらの記事でまとめています。

しまう分は宅配収納サービスに預ける

飾らないけど手放したくないグッズは、「一時的に預ける」選択肢があります。

部屋に置き続けると収納家具を圧迫する一方、捨てる踏ん切りもつかない分は、宅配型の収納サービスに預ければとりあえず部屋から出せます。

紫束

月額料金がかかるので預けっぱなしにならないように注意ですが、離れてみて適切な距離感が分かる場合もあるのでぜひ試してほしいです。

私も時々使うであれば、段ボール1個分の荷物から預け入れることができ、自分のタイミングで取り出せます。宅配なので運搬の必要もありません。

サマリーポケットを使った「お試し断捨離」についてはこちらの記事で解説しています。

断捨離後に変わること・変わらないこと

断捨離後

断捨離のあとに何が変わるかは、期待する前に事実で見ておくと、後悔を避けやすくなります。変わる部分と変わらない部分を分けて確認します。

事実から先に挙げると、変わらない部分と確かに変わる部分があります。

手放しても変わりにくい部分
  • 部屋の広さ:収納家具が残れば、中身が減っても床面積は変わらない
  • 当面の経済状況:「もうけ」が出るほどの売却価格はほぼ付かない
手放したあとに変わる部分
  • 時間:グッズの管理・梱包・出品にかけていた時間が空く
  • 視界:飾る量が減り、残したグッズが見えやすくなる
  • 思考リソース:グッズがあると強制的に推しのことを考えてしまい負担になる場合もある。視界から減ると推しとの距離感がフラットになることも

実際に私が断捨離したときは、収納家具が多すぎて部屋は広くならず、売却金額もクレカの返済で消えました。

一方でランダムグッズ梱包などに使っていた時間が無くなったことで「暇すぎ」と感じるほど時間ができ、推しに割く思考リソースが減った結果自分の今後について考える頭の余裕ができました。

変わる部分と変わらない部分を先に知っておくと、「片づけたのに広くならない」「お金が残らない」といったズレで落ち込まずに済みます。

手放したあとに後悔しないための考え方は、捨てて後悔する場合と、捨てずに後悔する場合の両方から、オタクの断捨離で後悔しないための記事で整理しています。

紫束

断捨離の成功を願っています。

※本記事は筆者個人の体験や考え方を整理したものであり、金銭的判断や推し活の選択を特定の行動として推奨するものではありません。

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