- 推しグッズを減らしたいけど、いざ手放そうとすると踏み切れない
- 断捨離しなきゃと思うほど苦しくなる
何らかの理由で推しグッズを減らさなくてはいけない時、なかなか気持ちが定まらず「処分するか・残すか」の判断基準を探してしまうかもしれません。推しというだけで判断が鈍るのは当然で、それ自体はおかしなことではありません。
でも「後悔しないお別れ」のためには、外から探してきた理由よりも「自分がどう考え、どう納得したか」が大事です。
経済的理由で推し活を辞め、グッズ断捨離を経験した私が、グッズを手放す前に試してほしい「お試し断捨離」を紹介します。
- 推しグッズの断捨離で「判断基準」が機能しない理由
- 「お試し断捨離」とは何か、なぜ有効なのか
- サマリーポケットを使って「3か月のお試し期間」をつくる方法


紫束
- FP2級
- 2次元オタクで元グッズ厨
- 推し活で貯金0→担降りの後悔からお金の勉強を開始
- 人生100年時代の「後悔しない推し活」を提案
推しグッズを「捨てられない」のは当然


結論から言うと、推しグッズを捨てられないのは正常な反応です。「捨てられない」と感じる状態で無理に捨てようとする必要はありません。
「推しだから」が判断を狂わせる
断捨離では「心がときめくものを残しましょう」などとよく言われますね。しかしこのアドバイス、一般的なモノには使えますが、推しグッズにはほぼ機能しません。
なぜなら、「ときめくかどうか」を判定する前に「推しだからときめかないとおかしい」という無条件の前提が挟まるからです。
「冷めたから処分を考えている」としても、「ときめかない自分」への罪悪感があるんじゃないでしょうか。
気持ちの整理がついていない状態で1個1個手に取って「これは残す、これは手放す」と選別するのは、断捨離しないといけないほどグッズを集めてきた人にとって現実的ではありません。
「判断する」より「離れる」が先
グッズを前にして「残すか捨てるか」を決めようとすること自体に無理があります。推しのグッズが目の前にある時点で、判断は推し寄りにバイアスがかかっています。
推しに「見られている」状態で、ニュートラルな判断はできなくて当然です。
だから順番を変えます。
「判断してから捨てる」ではなく、「離れてから判断する」んです。
視界に入らない場所に移して、一定期間を過ごす。その状態で改めて「本当に手元に必要か」を考える。この順序なら、推しの存在に引っ張られずに、「自分がどう思うか」を主体に判断できます。
この「離れてから判断する」方法を、この記事では「お試し断捨離」と呼びます。
お試し断捨離とは|視界から消すだけで気持ちが変わる


お試し断捨離とは、グッズを捨てずに視界から消し、一定期間離れてから本当に処分するか判断する方法です。
「捨てる」ができないなら、まずは「見えない場所に移す」だけで十分。視界から消すだけで、グッズに対する自分の気持ちが見えやすくなります。
推しの視線に囲まれている状態
ポスター、アクスタ、ぬいぐるみ、缶バッジ。部屋中どこを見ても推しがいる。
この環境は一見幸せな空間ですが、別の見方をすると「常に推しの視線にさらされている」状態でもあります。
グッズは推し本人ではありませんし、推しはあなたの部屋を見ていません。でも、グッズに囲まれていると無意識に「推しからの圧」を感じます。
この圧があるから、グッズを手放すことに罪悪感を覚えます。「推しを裏切る」「ファンをやめる」という感覚に近いかもしれません。本来は存在しないはずの圧が、手放す決断を難しくしています。
一般的に人間が外部から受け取る情報のうち、約8割は視覚からと言われています。グッズが「ある」だけで、視界に入るたびに推しの存在が意識に刷り込まれる状態です。
私が体験した「しまっただけ」の効果
ですが、推しグッズを「視界からなくす」だけで、考え方は少しずつ変わってきます。私も実際に経験しました。
私自身、推し活で経済的に困って担降りを決め、グッズとお別れした経験があります。生活費を削ってグッズを買い、気づいたときには貯金がほぼゼロになっていました。
「このままではまずい、どうにかしなきゃ」と思ってからも、実際にグッズを処分する決断はできませんでした。ワンルームの部屋を埋め尽くすグッズを見て「本当にこれ手放すの?無理では?」と思っていました。
しかし悩んでいたある時、家にオタクではない人が来ることになり、急遽グッズをすべて収納に無理やり押し込みました。推しのいない部屋は、自分の部屋ではない気さえしました。
でも、しまったまま数週間が経つと徐々に気持ちは変わりました。
グッズがなくても日常は回る。推しを嫌いになったわけではないけど、また出して飾る必要があるかと言われるとそうでもない。
私は最終的に「収納に眠らせているくらいなら、人の手に渡ったほうがいいのかもな」と思うようになり、売却を軸にした処分を決めました。
捨てようとしたのではなく、見えない場所に移しただけ。それだけで処分への抵抗は確実に減っていました。これが私にとっての「お試し断捨離」でした。
お試し断捨離には外部保管サービスがおすすめ


私の場合、いくつかの条件がそろったために「自宅に収納する」ことでもお試し断捨離ができました。
ただ、宅配収納サービスなど外部保管を活用する方が、より確実な「断捨離への第一歩」になると考えます。
収納を増やして隠すと部屋は狭くなる
私の場合、緊急でグッズを隠すためだけに布製の収納ケースをいくつか買い足しました。ワンルームの部屋にグッズを詰め込んだ収納が増え、生活スペースはさらに狭くなりました。
「視界から消す」という目的は達成できましたが、グッズの体積は変わりません。隠す場所を確保するために収納用品を買うのは本末転倒です。
外部保管なら、グッズを部屋の外に出せるので物理的にも部屋がすっきりします。
本当の「推しがいない部屋」を、処分なしで体験できます。
自宅だと「いつでも出せる」が残る
自宅のクローゼットや押し入れにしまった場合、「その気になればすぐ出せる」という事実は変わりません。すぐ手が届く場所にあると効果は弱まります。
私の場合は、「建付けが悪く開けづらくていつも使ってなかった押し入れ」に大きなグッズをしまっていました。
押し入れを開ける習慣がなかったので生活の中で目に入れずに過ごせましたが、これが普段使うクローゼットなどだったら処分できなかったと思います。
自分の意志だけで「出さない」を維持するのは難しいはずです。一方外部保管なら、取り出すまでに手続きや配送の時間がかかります。「出したい」と思っても即座には出せません。
物理的なハードルが、お試し期間を強制的に維持してくれます。
「預ける日」が行動の期限になる
自分で収納場所まで運ぶ必要のない宅配収納サービスでは、集荷日を予約してからグッズを箱に詰めます。「この日までに詰めないといけない」という期限ができることで、先延ばしを防げます。
私がグッズをしまえたのは「人が来る」という強制的な期限があったからに他なりません。
期限がなければ、「いつかやろう」のまま何も変わらなかったかもしれません。
外部保管サービスを申し込んで集荷日を決めることは、自分で期限を作る行為です。意志の力に頼らず、しくみで行動を促せます。
お金がかかるからこそ「お試し期間」として機能する
外部保管サービスには保管料金がかかります。実家に置いておける人だと、実家に送る方が合理的に感じるかもしれません。
ただし、無料で置ける場所だと「判断の期限」を作りにくいです。期限がないから判断を先送りにして、そのまま何年も経ってしまいます。
実家に「いつまでも」置けるというのは幻想です。
たとえば将来親が家を管理できなくなったとき、実家を処分することになったとき、そのグッズはどうなるでしょうか。
価値もわからないまま処分されるかもしれません。買取に出しても、古すぎて価格がつかないかもしれません。今は人気でも、時が経てば需要はなくなります。
自分で判断しなかった結果を、他の誰かに押し付けることになるのです。
有料の外部保管は「お試し断捨離の期間」ですが、無料の実家送りは「先送り」に過ぎません。期限のない先送りには、もっとひどい結末が待っています。
月額料金を払っていると、「お金をかけて保管している」という意識が生まれます。毎月の支払いが、「本当にこれを保管し続ける必要があるか」と考えるきっかけになります。
サマリーポケットで「3か月のお試し期間」をつくる
お試し断捨離のツールとしておすすめなのが、宅配収納サービスのサマリーポケットです。グッズを預けることで、強制的に3か月のお試し期間をつくれます。
サマリーポケットの概要




サマリーポケットは月額制の宅配型トランクルームです。専用の段ボール箱に預けたいグッズを詰めて宅配で送ると、箱のまま倉庫で保管してくれます。
専用の箱の注文や預けるときは無料で、毎月の保管料と保管をやめるときの取り出し料が有料です。「収納のサブスク」ですね。
料金プランは複数ありますが、お試し断捨離の使い方なら「エコノミープラン」がおすすめです。
エコノミープランは小さいほうの箱(レギュラーサイズ)なら1箱あたり月額330円(税込)で利用でき、とにかく詰めて送るだけ。缶バッジやアクスタが大量にあっても、重量制限を超えない限り箱に入る分だけ収納できます。
写真付きリストで預けたものを管理したい人には「スタンダードプラン」もありますが、グッズの量が多い場合は撮影点数に制限があります。一部を選んで預けたい人には向いていますが、全部預けるならエコノミーで十分です。
ちなみに季節ものの服の保管などにも便利で、私も時々使います。
服や他の荷物もまとめて預けたい人は、こちらの記事で料金やプランの違いを詳しく解説しています。
3か月を「お試し期間の区切り」にする
サマリーポケットには「最低保管期間3か月」というルールがあります。3か月以内に取り出すと早期取り出しオプション料金がかかるため、基本的には3か月以上預ける前提のサービスです。
この3か月という期間を「お試し期間の区切り」として使うことをおすすめします。
「いつか考えよう」と思っている限り、判断は永遠に先延ばしにされます。でも「3か月後に答えを出す」と決めれば、期限があるぶん真剣に向き合えます。
預けている間、サマポケの請求をチラ見しながら考えてみてください。
- このグッズを本当に手元に戻したいか
- 3か月間なくても困らなかったのはなぜか
- 戻すとしたら、全部なのか、一部だけでいいのか
今すぐ答えを出す必要はありませんが、いつかは出さなくてはなりません。3か月という時間を使って、ゆっくり考えればいいのです。
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サマポケでは預ける前に、専用の箱を注文し預入日(宅配業者の集荷が来る日)を予約します。
先延ばしにせず、今から「3か月」を始めてみませんか。
お試し期間が終わったら|3つの選択肢


3か月のお試し期間を経て、選べる道は3つあります。どの道を選んでも、「3か月考えた結果」であれば納得しやすいはずです。
- すべて手元に残す
-
3か月離れてみて「やっぱり手元に置きたい」と思ったなら、取り出して元に戻せばいいだけです。
その判断は間違いではありません。一度距離を置いたからこそ、本当に必要だと確認できたということです。
- 一部だけ手元に残して厳選する
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全部ではなく、特に思い入れのあるものだけ手元に置いておく、他は処分するという選択もあります。
預けている間に「これはなくても平気だった」「これだけは手元に置きたい」という濃淡が見えてくることがあります。
- お別れする
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3か月経っても取り出したいと思わなかったなら、それが答えです。
どの選択肢でも、3か月以上経って決意がついたらすべて取り出すのが推奨です。迷いがあるなら預けたままでもいいですが、保管料がかかることをしっかり意識し、定期的に要不要を考えましょう。
考えた結果「まとめて売却したい」場合は駿河屋の宅配買取がおすすめです。私も実際にお別れの時に利用しましたが、同じグッズが大量にあっても対応してくれました。
駿河屋の宅配買取についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
自分の気持ちまで捨てなくていい|まとめ


推しグッズを捨てられない自分を責める必要はありません。「推しだから」という理由だけで判断が鈍るのは、今まで推し活してきたなら当然です。
ですのでいきなり「捨てる」を目指すのではなく、まずはお試し断捨離から始めてみてください。
この順序を踏むだけで、気持ちの整理はずっと楽になります。
「断捨離しよう」と思っても、気持ちがついてこないと後悔の元です。一定期間グッズから離れてみて、まずは自分の気持ちを「片付け」ましょう。
サマリーポケットの3か月ルールは、お試し期間を強制的につくるしくみとして使えます。3か月後に出した答えなら、どんな選択でも後悔しにくいはずです。
迷っているなら、まず距離を置くことから始めてみてください。
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