グッズ厨オタクを引退・断捨離した体験談|手段としてのミニマリストとその先

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グッズ厨オタクを引退・断捨離した体験談|手段としてのミニマリストとその先
お悩み
  • 大量の推しのグッズと暮らしているけど、ミニマリスト生活にあこがれる
  • 「推し活」と「持たない暮らし」を両立したい
  • いろいろあってオタクグッズを断捨離したい

推し活に推しのグッズはつきものですが、推しは好きだけどグッズの量が気になるとき、そしてお別れを考えるときもあるかもしれません。

私は以前「グッズ厨」と呼んで差支えないほど推しのグッズを収集していましたが、訳あって担降り・断捨離からのミニマリスト的生活を経て、今はほどほどに「持たない暮らし」を送っています。

紫束

ミニマリスト生活も悪くなかったけど、物を減らすことを目的じゃなく手段と考えたら、もっと居心地がよくなりました。

私はオタクそのものをやめてしまいましたが、考え方によってはオタクと「ミニマリスト」や「持たない暮らし」は両立できると思います。

オタクグッズの持ち方について疑問を感じたあなたに、私が経験から学んだ「モノとの距離感」や実践方法を紹介したいです。

この記事でわかること
  • グッズの多さに違和感があるあなたの選択肢
目次

ミニマリスト・グッズ断捨離はなんのため?「目的」を考える

掃除

ミニマリストになりたい」「断捨離したい」と一言で言っても、なぜそう思うのかは人によって違うはずです。

自分がどうなりたいかを明確にすることで、グッズ整理の手段を見誤らずに済みます。まず推しのグッズに対する自分の気持ちを整理してみましょう。

「ミニマリストになりたい」のはなぜ?

ミニマリストとは、本来「必要最小限のモノを持ち、自分にとって本質的な価値を大切にする生き方を選ぶ人」のことです。

紫束

日本だと「何もない部屋に住んでるやばい人」みたいな極端なイメージもありますが、英語圏では「本質に集中する人」という意味が強く、むしろ日本で言う「シンプリスト」の方が本来の意味に近そうです。

グッズを無限回収しながら「すべて価値あるものなので私はミニマリストです」と言うのはさすがに理解されにくいかもしれませんが、例えば以下のような形ならオタクとミニマリストは両立可能です。

  • 日常使いの小物に推しのグッズを選び、大切に使う
  • 整った部屋の中に、ワンポイントとして推しがいる
  • 部屋の一角に推し活棚を作り、他のインテリアは削る

あなたが考える「ミニマリスト」は、物がないからきれいに見える部屋に住む人なのか、大切な物だけを持って丁寧に暮らす人なのかを考えてみましょう。

紫束

自分が目指すところが曖昧なまま断捨離に走ると、後悔してしまうことも…

「収納を工夫する」「本当に欲しいグッズだけを買う」「グッズを飾るスペースと居住スペースを分ける」などの工夫で実現できるかもしれません。

断捨離したいのはなぜ?

断捨離」という言葉は、「新しく入ってくるものを断つ」「捨てる」の他に「モノへの執着から離れる」という意味も含んでいます。

紫束

グッズを「捨てる」と言うとネガティブなイメージがあるので、代わりの言葉として使われている感じもしますね。

ここで注目したいのは、「捨てること」ではなく、「何から離れたいのか」という視点です。

  • 片付けられないほどのグッズ量にうんざりするので一旦整理したい(「グッズそのもの」から離れたい)
  • 終わらないランダムグッズ回収から離れたい(「グッズ厨の義務感」から離れたい)
  • 推す気持ちが薄くなってしまった推しから距離を置きたい(「推し」から離れたい)

「本質的には何から離れたいのか」を明確にすることで、適切な「離れる手段」を選択でき、後悔しない断捨離を目指せます。

目的に合った整理手段を選ぼう

グッズ整理の目的が違えば、適した方法も変わってきます。

「減らす」ことが目的の人もいれば、「整える」「距離を置く」「気持ちを整理する」ことが主眼の人もいるでしょう。

紫束

捨てる、売る、しまう、飾る、手放さずに見えないところに置く…
あなたが納得できるなら、全部正解です。

「どんな状態になりたいか」に合ったやり方を選ぶことで、納得のいく整理がしやすくなります。

グッズ厨から断捨離した体験談|私はこう考えた

紫束

具体例として、私のことをお話ししますね。

グッズ厨から断捨離してミニマリストになり、持たない暮らしにたどり着いた私

椅子

私がオタクをやめてグッズを断捨離し、今の暮らしに落ち着くまでをまとめてみました。

STEP

推し登場・いつの間にかグッズ厨に

出会った瞬間「推さねば」と確信しましたが、明確にキャラクターを推す決意をしたのは初めてでした。

初めてグッズが発売されたときは「ここにファンがいるぞ!」という気持ちで買いましたが、いつの間にか応援なのかマウントなのか自己肯定なのか区別がつかない状態に。

STEP

経済的危機感

もちろん家には所狭しと推しがいましたが、私の場合経済的な問題が一番深刻でした。

「次のグッズも買わなきゃ」という義務感を断つ必要があると考えます。

紫束

私の場合、離れたかったのは「義務感」でした。

STEP

グッズと生活用品を絞りミニマリスト生活

未練を断つため、グッズはすべて売りました。

同時期に引っ越ししたので、溢れていた収納家具などもほぼすべて処分し、ミニマリストのような暮らしに。

STEP

ミニマリストで実現したいことに気づき、ゆるい「持たない暮らし」へ

さらに引っ越しした時に、「ミニマリストになりたいんじゃない、収納で何とかするんじゃなくて『出ているもので用が足りる』生活がしたかったんだ」と気づきました。

現在は収納家具は増やさないように心掛け、部屋の圧迫感はないけど日常で使うものはほぼ収納しなくてもいい家を実現できました。

通過点としてのミニマリスト

服

確かに「ミニマリストになるぞ」と思っていた時期はありました。

もちろんミニマリストは考え方としては素敵ですが、「何のために」物を減らしたいのかが重要だと実践の中で気づきました。

ミニマリスト生活で実感した効果

グッズを手放してミニマリスト生活を始めてみると、想像以上の効果がありました。

  • 掃除や整理整頓・探し物にかける時間が短縮
  • 収納家具を買い足す必要がない
  • 服選びがになった
紫束

服に関しては、担降りしたことでイベントやオフ会に行くこともなくなり、似合ってるか自分でもよく分からない参戦服ではなく、好きな普段着だけを着るようになったからでもありますね。

何より「次のグッズも買わなきゃ」という義務感から解放されたのが大きかったです。

ミニマリスト生活での違和感

ただ、ミニマリスト生活を続けていると、だんだん息苦しさを感じるようになりました。

物が少なすぎて何もすることがなくなり、「物を持たないこと」が新たな制約になってしまったのです。

紫束

担降り前は痛バ組みやイメージアクセ作りなどグッズ絡みの趣味が多くありましたが、全部なくなったので休みの日が虚無になりました。何をしていたか思い出せません。

引っ越しで気づいた「ミニマリストの先」

次の引っ越しで気づきました。

私は「ミニマリストになる」を目的に物を減らしていましたが、大切なのは「ミニマルな生活を送ることによって、何を大切にしたいのか」を考えることだったんです。

もちろん、ミニマリストの経験は無駄じゃありませんでした。物の量より機能性が大事だということを学べたし、本当に必要なものを見極める力もつきました。

紫束

ミニマリストは私にとって、理想の暮らしにたどり着くための大切な通過点だったんです。

今も手段として物を減らし続けていますが、目的が「ミニマリストという『枠』」から「機能性重視の柔軟な生き方」に変わっています。

私が整理・断捨離に使った手段・サービス

箱

私が整理に使った手段を具体的に紹介します。

宅配収納サービス【まずは預けて部屋を整理】

宅配収納サービスの「」は、処分・売却前提ではない人におすすめのサービスです。

紫束

グッズ整理以外にも超便利。

宅配収納サービスとは、指定の段ボール箱に保管したい品物を入れて集荷してもらうだけで、月額料金で大切な私物を倉庫で保管してくれるサービスです。

1箱から預けられるのでトランクルームを借りるよりも安く利用でき、アプリから取り出しを申し込めるので気軽に利用できます。

こんな時に使える!
  • グッズには未練がありまだ手放せないけど、一旦お試しで距離を置いてみたい
  • 部屋に置き場所がない物があふれている
  • オフシーズンの服を衣替え
  • マイペースに荷造りして身軽に引っ越し

サマリーポケットは預けているアイテムをアプリから確認・1点から個別に取り出しなどさまざまなサービスがありますが、対応しているサービスによってプランが分かれています。

スクロールできます
プラン名1箱の月額料金(税込)アイテムの撮影管理1点から取り出しおすすめ
スタンダードプラン394~695円30点までありあり手持ちを確認したい時
服はオプションでクリーニングも
エコノミープラン330~595円なしなしグッズをまとめて
開けてほしくない時
ブックスプラン495円ありあり本を管理
大型アイテムプラン795~895円外観のみなしスーツケースを丸ごと
預け入れは無料、取り出しの際には別途取り出し送料がかかります。
紫束

「グッズから一旦離れてみる」ためなら、エコノミープランで詰めて送るのが安くておすすめです。

グッズだけではなく、まずは部屋のものを整理したいという人にもおすすめできます。

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売却・買取【心の整理がついたら】

グッズのお譲り先探しは主にメルカリで行いましたが、見つからなかった分については駿河屋の宅配グッズ買取で買い取ってもらいました。

多くの買取ショップは転売防止のため同一商品の複数個買取を断る場合が多いですが、駿河屋は複数個所持している理由・購入店舗・入手経路を記載すれば買い取ってくれました(私が利用した時点での情報です)。

紫束

中古販売ショップとしても大手なので、安心してお願いできました。

こんな時に使える!
  • 売るつもりだけど、買取価格は事前に知りたい
    • →「あんしん買取」でグッズ名や状態などを入力、発送前に見積りがもらえる
  • グッズが多くて管理しきれない
    • →買取を申し込んだら梱包して送るだけの「かんたん買取」を利用
  • 本や家電など、他にも処分したいものがある
    • →駿河屋は同時に買取可能

買取時の送料は30点以上で無料になるため、目安としては買取価格がつくグッズが30点以上ある人におすすめです。

推しグッズとのお別れに納得し、多数のグッズをまとめて買い取ってほしいなら検討してみてください。

\見積確認後or即発送が選べる!/

中古買取大手で安心

不用品回収【処理しきれない大物家具に】

グッズ整理や引っ越しで収納家具を処分する必要が出た時、量が多いときや大きくて1人で片づけられないときなどは不用品回収業者に依頼する方法があります。

紫束

粗大ごみの回収に出すよりも費用がかかることが多いですが、解体・運び出しからお願いできるので助かります。

不用品回収業者は多くありますが、私は比較サイト「」を利用してできるだけ安く頼めそうな業者に依頼しました。

\最大5社から無料で見積り/

グッズ厨からミニマリストになって分かった物を減らす本当の意味|まとめ

スマホ

推しのグッズの多さに違和感を感じたら、まずは「何のために整理したいのか」を考えてみてください。

ミニマリストになりたいのか、断捨離したいのか、それとも別の目的があるのか。目的が明確になれば、あなたに合った整理方法が見つかります。

紫束

私の場合は「グッズ購入の義務感」から離れたくて断捨離し、ミニマリスト生活を経験しました。
その結果、物を減らすこと自体が目的ではなく、「機能的で居心地の良い暮らし」が本当の目標だったと気づけました。

オタクとミニマリストは、考え方次第で十分両立できます。推し活も「持たない暮らし」も、どちらもあなたが心地よく過ごすための手段です。

グッズとの距離感に悩んだときは、一度立ち止まって自分の気持ちを整理してみてくださいね。

宅配収納サービスで一時的に距離を置くのも、売却で心の整理をつけるのも、どれもあなたが納得できる方法なら正解です。

紫束

あなたにとって理想的な「推し活×暮らし」のバランスが見つかりますように。

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