- 何をやっても家計簿が続かない
- でも家計を管理しないとダメな気がする
安心してください、私もそう思います(FP2級)
家計簿は紙もアプリも自作も全部挫折した「家計簿挫折マスター」の私が、継続コストを極限まで下げた「家計簿なしの家計管理」を紹介します。
- 家計簿は目的ではなく「家計改善の手段」なので、記録にこだわらなくていい
- 支払いを1枚のクレカに統一すれば、記録は勝手に残る


紫束
- FP2級
- 2次元オタクで元グッズ厨
- 推し活で貯金0→担降りの後悔からお金の勉強を開始
- 人生100年時代の「後悔しない推し活」を提案
※本記事はFP2級保持者が執筆していますが、特定の金融商品・サービスを推奨するものではありません。家計の状況は個人により異なるため、重要な判断の際は専門家にご相談ください。
なぜ家計簿は続かないのか


家計簿をつけるのは大変です。家計簿をつけること自体が趣味でない限り、継続は難しくて当然です。
私の実際の経験をもとに、家計簿のタイプ別に挫折する理由を考えました。
紙の家計簿が続かない理由
紙の家計簿は、書店にかわいいデザインのノートが並んでいるとつい買いたくなりますよね。
買って満足してしまうのが第一の壁…
紙の家計簿は、買い物から帰ったタイミングでレシートを見て書くのが基本の運用になります。しかしこの方法だと「レシートをもらわない支出」を見逃します。
- 注文から届くまでに時間差があるネット通販
- 毎月自動で引かれるサブスク課金
- 銀行口座から引き落とされる固定費
もちろんメールやブラウザで領収書は見れますが、見ません。気づいたときには何日も前の話になっていて、書くのが面倒になります。
そのうち「まあいいか」と故意に見逃すようになり、結果として家計の全容が分からない家計簿になってしまいます。
合計額の手計算も、「なぜか計算が合わない」による挫折のもとです。
自作家計簿が続かない理由
Excelやスプレッドシート、Notionなど、パソコンを使って自分専用の家計簿を作る方法もあります。
パソコンの細かい作業が好きな人だと、構築までは楽しんでやれると思います。
計算は自動でやってくれるので、紙の家計簿と比べて計算ミスによる挫折のリスクは減ります。
しかし「入力する」という行為が必要な限り、紙と同様に「見逃し」が発生します。
パソコンで作ってしまうと、入力のためにパソコンを立ち上げないといけなくなるのも挫折リスクです。
家計簿アプリが続かない理由
家計簿アプリには、手入力タイプと、クレカや銀行口座を連携して自動で記録してくれるタイプがあります。
手入力タイプなら、紙・自作とそんなに変わりません。面倒になって「まあいいか」です。
連携式なら自動で記録してくれて便利ですが、連携していない支払い手段は手入力が必要です。
現金はもちろん手入力ですし、メジャーな家計簿アプリでも「PayPayは対応してない」「Suicaは自動で取得できない」といったことがよくあります。
またカードと銀行口座を両方連携してしまうと、カード引き落としで残高が狂う原因になります。一方でどちらかだけを登録すると、どちらかの支払いは記録できません。
結局連携式の家計簿でも、家計の全体を把握するのは難しいのです。
ちなみに私は「自動で連携してくれるからいいや」と思って、家計簿を見る習慣がなくなりました。
家計簿は「目的」じゃないよね
ここまで見てきた通り、どの家計簿を選んでも「入力を忘れる→まとめてやろうとする→面倒になる→挫折」のパターンからは逃れられません。
しかし、あなたが家計簿をつけたいと思うのはおそらく「家計の支出を把握して、改善したいから」のはずです。「家計簿をつけること」そのものは、手段であって目的ではないのではないでしょうか。
「家計簿をつける」そのものが目標なら頑張ってやるしかないですが、「家計改善」が目標なら、家計の状況が分かれば家計簿じゃなくてもいいんですよね。
この記事では家計管理の手段として、「クレカ統一」を紹介します。
支払いをクレカ1枚に統一すれば家計簿はいらない


私が今実践していておすすめしたい「クレカ統一」の家計管理が、どんなものかまず紹介します。
クレカ明細が自動で家計簿になる
「クレカ統一」では、生活のすべての支払いを1枚のクレジットカードに統一します。
すべての支払いを1枚のクレジットカードに集約すると、カード会社の明細がそのまま支出の記録になります。ですので自分で入力する必要はありません。
買い物をすれば勝手に記録される。カードの会員サイトやアプリを見れば、今月いくら使ったかがわかる。これだけで家計の把握は成立します。
支払元を統一して、例外を作らない
家計簿の難点は「支払い方法がバラバラだと管理しにくく、抜けが出る」ことでした。複数のカード、現金、電子マネーを併用すると、必ずどこかの支出を見逃します。
しかしそもそも支払いの段階で支払い方法を統一してしまえば、この問題はほぼ解決できます。
日常で気を付けることは「どこのレジでも必ず同じクレカを使う」ことだけです。
クレカは「使えない場所が少ない」決済手段
キャッシュレス決済の手段が多様化しているため、「クレカでなくてもいいのでは」と思うかもしれません。「支払いはPayPayが多い」という人もいるでしょう。
ただ、PayPayや楽天ペイなどのバーコード決済は、店によってはまだ使えないことがあります。
私も楽天ペイ統一は考えたのですが、よく行く無印良品やイオン系スーパーが対応してないので見送りました。
他にも使うと銀行から即引き落としされるデビットカードも考えられますが、ネット通販で時々使えないサイトがあります。
一方で、クレジットカードは使えない場所が最も少ないキャッシュレス決済です。タッチ決済やQUICPay・iDに対応していれば、スマホ決済として使えます。
支払方法をなにか一つに統一するなら、現代ではクレカが一番現実的です。
クレカ統一の始め方


家計管理方法として推せる「クレカ統一」ですが、すでに支払方法がばらけている場合は統一する作業が必要です。
とはいえ思い立った時に一度見直せばあとは楽なので、ぜひ現状確認も兼ねて試してほしいです。
クレカ統一を始めるまでの具体的なステップを解説します。
統一するカードを決める
まずは「どのクレカに統一するか」を選びましょう。
選ぶポイントとしては、最優先が「タッチ決済と、QUICPayまたはiDに対応しているカード」です。


タッチ決済とQUICPay・iDは「カード、もしくはカードを登録したスマホをタッチして支払い」というしくみは似ていますが、読み取りシステムが別なので「タッチ決済のみ対応」「QUICPay・iDのみ対応」のレジが存在します。


タッチ決済マーク(上段)とQUICPayマーク(中段)がついていて、両方に対応していることがわかります。
QUICPay・iDはSuicaなど交通系ICと同じしくみなので、Suicaが使えるところなら高確率で使えます。
一方でタッチ決済は世界共通のシステムを使っていて、少し違います。
両方に対応したカードに統一することで、便利に使えて「支払元の例外」を防げます。
- タッチ決済 → カードに「wi-fi横向き」みたいなマークがあります。
- QUICPay/iD → Apple PayやGoogle Payに登録できるカードなら、登録時にどちらかが自動で割り当てられます。スマホにのみマークが表示される場合があります。
他にも貯まるポイントや還元率、明細アプリの操作性などで選んでもよいでしょう。
サブスクや固定費支払いの支払元を変更する
カードを決めたら、よく使うネット通販の支払元やサブスクサービスの支払情報を再設定します。
家賃など難しいものもありますが、電気代やスマホ代などをクレジットカードで払える会社が増えているので、固定費も可能な限りクレカに指定しましょう。
このタイミングで、ぜひついでに「毎月サブスクでいくら払っているのか」を振り返りましょう。無駄な出費があるかもしれません。
クレジットカードで固定費を払えば、ポイントが貯まってお得というメリットもあります。
どうしても現金や口座引落が必要なものは「把握できてればOK」
現金払い・口座引き落としのままにするものは、家賃や医療費など、ほとんどが生きるのに必須の出費になるはずです。その分は「月にどれだけ払っているか」が把握できていればOKです。
逆に把握・予測できない支出はどんどんクレカにまとめていきましょう。私は現金を持ち歩かず、バーコード決済アプリにも残高を残さないようにしています。
グッズ取引で銀行振り込みを使う人は、グッズの分だけでも取引記録をつけるのがおすすめです。
クレカ統一におすすめのクレカ
今自分が持っているカードの中で「統一先としてピンとくるカードがない」という人におすすめなのが楽天カードです。
私も今は楽天カードに統一していますが、個人的には今まで使ってきたクレカの中で一番便利で使いやすいと思います。
- タッチ決済※とQUICPay対応、iPhone/Androidでスマホ決済できる
- ポイント還元が100円で1楽天ポイント(還元率1%)で高め
- 楽天ポイントは1ポイント=1円でわかりやすい
- 返済にも使いやすい
- 楽天ポイントは貯まるお店が多く、楽天経済圏の利用も◎
- Suicaチャージでもポイントが貯まる(還元率0.5%、楽天ペイアプリ経由)
- 明細アプリなどに楽天IDでログインできて簡単
※JCB・VISA・Masterを選択した場合。AMEXは対象外
特にSuicaチャージで楽天ポイントが貯まることに注目です。一般的なカードだとSuicaにチャージしたときのポイント還元は対象外にされることがほとんどですが、楽天カードであればSuicaチャージでも楽天ポイントを貯められます。
そもそもSuicaチャージでポイントを貯められるカードが少ないですが、その少ない中でも楽天カードは「スマホ決済対応」「汎用性の高いポイントが貯まる」点で非常に優秀です。
どのカードに統一するか決まらないのであれば、楽天カードをおすすめします。
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- 申込時の審査により、カードが発行されない場合があります。
- キャンペーン内容・還元率・特典は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
- 本記事の情報は2026年1月時点のものです。
クレカ統一の続け方


決済手段のクレカ統一ができたら、あとは日々の買い物でクレカを使うだけです。
明細にすべての支出が載っている
支払元を1枚のクレカに統一すれば、すべての支出がクレカの明細として自動で記録される状態になります。
記録漏れの余地がないですね。
家計簿機能がついているクレカ明細アプリもありますが、無理に使わなくても十分です。「食費」「日用品」「交際費」と細かく分類しようとして続かないのは本末転倒です。
来月の返済額を見れば、今月どれだけ使ったかがわかります。
異常値だけ気にする
支出が普段の月より明らかに多いときは、明細を細かく見て原因を特定しましょう。
出費として何が大きかったかは、明細の中からすぐに探せます。
逆に言えば、異常値を検知することができれば家計管理としては十分なのです。「今月はしっかり振り返りたい」という時にも、調べる手間が大幅に省けます。
家計簿をつけるのが目的になって数字を気にしなくなってしまうより、大雑把でも全体を見る管理方法の方が家計改善として長続きします。
大事なのは「家計簿の継続」ではなく「家計把握の継続」|まとめ


家計簿は「毎回記録する」というしくみ自体に継続コストがかかりすぎます。
家計管理の目的は「支出を把握して改善すること」であり、家計簿をつけること自体ではありません。
支払いをクレカ1枚に統一すれば、明細が自動で支出の記録になり、家計簿なしでも家計管理は成立します。
「続ける努力」に頼って挫折するより、「続けなくても把握できるしくみ」を作りましょう。
統一先のカードに迷ったら、タッチ決済・QUICPay対応でSuicaチャージでもポイントが貯まる楽天カードがおすすめです。
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